福井県立勝山高等学校スキー部OBOG会のブログ

福井県立勝山高等学校スキー部の活動報告等を通じ、選手達を応援するとともにOBOG会活動を活性化していきたい!

勝高スキー部の遠征を振り返って

宇田監督からメールいただきました。

スキー部は13日より19日まで福島→山形→秋田遠征でした。
今回の遠征目的は猪苗代インターハイコースと山形蔵王坊平国体コースの試走、そして、秋田鹿角の全日本ローラースキー選手権大会に参加することでした。
遠征前半のインターハイ試走では福島県高体連スキー専門部クロスの温かいコース案内を感じ、坊平国体試走では杉沼君と漆山国体室長の歓迎を受けての試走となり、標高の高い涼しい高地での充分な試走とローラー練習ができました。
しかし、秋田鹿角全日本ローラースキー選手権大会では、1日目初っぱなのコース試走で本校の女子生徒が2名続けて坂道で転倒、下腿部を大きく損傷してその後の練習、大会にも参加できないことになりました。最上級生の金子もクラシカル競技は何とか参加できましたが、フリー競技は1周目で転倒しそうになり、2周目坂の上でリタイヤ、涙の棄権となりました。
以前より、福井県の強化の課題は下りにあると言ってきましたが、今回の女子選手の経験はまさにそれを感じることになりました。指導者として選手に怪我を負わせてしまったこと、本人、保護者に大変申し訳なく思います。生徒の技術から怪我を最小限とどめることはできなかった、悔やんで仕方ありません。
男子の2名はまずまずの手応えを感じて遠征を終了しています。
帰りのバスでは一人ひとりと面談してこれまでの感想や反省とこれから取り組むことの確認をしました。
やはり、3名の女子は下りの技術向上を課題に挙げましたが、具体的に何をするか、何をしたら下りの技術が向上するのか、私自身もアドバスが的確にできませんでした。
いろいろな意味で収穫の大きな遠征になりました。

勝山高校スキー部監督 宇田