福井県立勝山高等学校スキー部OBOG会のブログ

福井県立勝山高等学校スキー部の活動報告等を通じ、選手達を応援するとともにOBOG会活動を活性化していきたい!

全日本スキー選手権大会 男子15キロ、女子10キロフリー競技結果

 3月21日(木)の競技結果について、少し細かくリポートします。

 女子10キロフリーには石井翔子選手(龍谷大学)が出場し、9位入賞を果たしました。おめでとうございます。

 レースは9時30分競技開始、気温-6℃、天候は雪、風速が4.5m/Sとちょっと厳しい状況でした。
 57名の選手が出場、石井翔子選手は、ほぼ真ん中27番スタート。
 前半5キロは16分59秒9と9位、トップの小林由貴選手(岐阜日野自動車SC)とは1分17秒差、5位から10位までがほぼ10秒差の混戦模様でしたが、石井選手は後半もその位置をキープし、最終的には33分55秒3 9位でゴール。トップの小林選手とは2分32秒7差、8位の滝沢こずえ選手(飯山高校)とは4秒差という結果でした。

 男子15キロフリーには宇田3兄弟(峻也(福井大学院)、崇二(東海大学)、彬人(勝山高2年))が出場し、崇二選手が2位、彬人選手が23位(高校生で4位)、峻也選手が53位でした。崇二選手、2位入賞おめでとうございます。

 レースは11時競技開始、気温-5℃、天候は小雪、風速3.5m/Sと、女子スタート時の状況よりは多少ましな状況。
 87名の選手が出場、途中棄権者が1名で86名がフィニッシュしました。
 彬人選手は9番スタート、崇二選手は34番スタート、峻也選手は82番スタートでした。
 昨日のリレーの状況を見ると、優勝争いは陸自冬戦教の吉田圭伸選手、早稲田大学の宮沢大志選手、レンティング陽選手、西田順風選手と宇田崇二選手あたりで、最有力は先のイタリア バルディフェメで行われた世界選手権の50Kクラシカルですばらしい走りを見せた吉田圭伸選手が1歩抜けているかなー、という感じを持っていました。

 レース前半5キロのラップは、やはり吉田圭伸選手がトップ 13分34秒3、崇二選手は2位で6秒6差、3位は陸自冬戦教の清水目選手と日大の中島選手で崇二選手と8秒差、5位がさらに1秒遅れの岐阜日野自動車SC 成瀬開地選手といった状況。
 最終的な結果は吉田圭伸選手が42分49秒2で、残りの10キロも29分14秒9でカバー、崇二選手は43分23秒6で34秒4の差、残り10キロのタイムは29分43秒7でした。ただ、残りの10キロを30分以内でクリアした選手は、吉田選手と崇二選手の他には4位に入賞した東海大学の石川選手だけでした。(石川選手後半10キロは29分59秒1でした。)

 彬人選手は、5キロのラップは14分17秒7で途中26位、残り10キロを31分52秒3でカバーし、順位を3つあげ23位。46分10秒0でトップと3分20秒8差、兄の崇二選手とは2分46秒4差でした。

 峻也選手は、5キロのラップは15分46秒5と途中順位70位、しかし残り10キロを32分58秒6とペースを落とすことなく走りぬけ、53位と順位をジャンプアップさせました。トップとの差は5分55秒9、崇二選手とは5分21秒5差、彬人選手とは2分35秒1差でした。

 みなさんお疲れ様でした。
 詳しいリザルトは、下記のURLを参照ください。

 
 
 23日(土)には男子50kクラシカル、女子30キロクラシカルが行われます。宇田崇二選手は昨年に引き続いて、石井翔子選手にはインカレに引き続いての「優勝」を、宇田峻也選手は「入賞」を目指して、頑張って欲しいものです。