福井県立勝山高等学校スキー部OBOG会のブログ

福井県立勝山高等学校スキー部の活動報告等を通じ、選手達を応援するとともにOBOG会活動を活性化していきたい!

2021~2022シーズンSAJ強化指定選手選考基準、北京五輪派遣選考基準が発表されました。

4月26日(月)、全日本スキー連盟(SAJ)のホームページに見出しの資料が掲載されました。

これは、23日(金)に開催したSAJの理事会で決定されたものです。

 

まずは、強化指定選手選考基準です。
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クロスカントリーについては、

Sランク

①前シーズンワールドカップ(WC)スタンディングス3位以内の選手

②前シーズンFISポイントランキング種目別15位以内の選手

のいずれかに該当する選手

 

Aランク

①前シーズンWCスタンディングス30位以内の選手

②前シーズンFISポイントランキングディスタンス50位(女子40位)以内、スプリント40位(女子35位)以内の選手

③前シーズン世界選手権15位以内選手(個人種目)

 

Uランクー省略

 

国内ランク

【国内強化A】

下記のいずれかを満たしている選手

・前年ワールドカップ、ポイント獲得者

・前年U23世界選手権代表

・前年世界選手権代表

全日本選手権優勝者(各種目の優勝者)

・前年Jr世界選手権代表

・FISポイント(ディスタンス)150位以内、(スプリント)60位以内

・FISポイント(リストNo.8)男子50点、女子60点以下で前年FEC総合優勝者

【国内強化B】ー省略

 

上記によれば、勝高スキー部関係者では、国内強化Aに世界選手権代表の宇田崇二選手(奥越特別支援学校教員)と全日本選手権50キロクラシカル優勝の宇田彬人選手(T.A.C SKITEAM)の2人が該当します。

 

また、北京五輪クロスカントリー競技の選考基準は、以下のとおりとなりました。
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【個人種目】

1.2020/2021シーズン及び2021/2022シーズン(各種別が定める基準日まで)におけるFIS世界選手権及びワールドカップにて、下記のいずれかの成績を収めた選手

 (1)10位以内の成績を1回以上

 (2)15位以内の成績を2回以上(2シーズン合計)

 (3)20位以内の成績を3回以上(2シーズン合計)

2.2021/2022シーズン(2021年12月または2022年1月上旬開催予定)の全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技パシュート種目にて、1位及び2位の成績を収めた選手

 

上記1・2の基準の順により選手を選出する。男女共に出場枠に満たない場合は、3.4.の優先順で選手を選考する。

 

3.ワールドカップポイント(ワールドランキング)獲得上位2名の選手(基準日時点)

4.上記1.2.3該当者を除く、2021/2022シーズン基準日までのFISポイント上位1名の選手

※選出人数最大男女各4名

 

【団体種目】

1.個人種目での派遣基準を満たした選手

 

2020/2021シーズンの世界選手権、ワールドカップで20位以内の成績を収めた選手は男子は馬場直人選手(世界選手権19位)、女子は石田正子選手(世界選手権11位、ワールドカップ(ラハティ 20位))のみで、現状で北京五輪当確の選手はいません。

このままコロナが猛威を振るう状況だと、来シーズンの海外遠征やワールドカップ出場は厳しいかもしれません。

 

いずれにせよ、来シーズンは前半にピークを持ってくるようにするしかないですね。

宇田崇二選手、彬人選手が北京五輪に出場できるよう、皆さん応援よろしくお願いしますm(_ _)m